漂着・座礁 島牧村 オウギハクジラ?

以下のストランディングを受報しました。
受報日時/2008年2月13日8時20分
場所/島牧村美川中の川河口付近
緯度経度Tokyo/42-45-25.4N 140-09-05.5E (地図)
緯度経度WGS84/42-45-34.2N 140-08-52.6E
発見日時/2008/2/9
発見時状況/[死亡]新鮮
現在の状況/[死亡]腐敗が少し見られる
体長/478.5cm
鯨種/オウギハクジラ
写真/あり(撮影 イシダさん、島牧村)
発見者/イシダさん
備考/発見者→小樽水族館渡部さん→SNH 発見者・島牧村に確認済み
2008/2/15 現場近くで科博 山田格先生他により解剖
ICR-DB/

1件のコメント

  1. 山田 格

    2008.02.15調査内容(田島,谷田部,山田,川南(北大))
    種:オウギハクジラ(Mesoplodon stejnegeri) オス 479cm
    Cracass Cord 3
    「歯がほぼ無傷」であったことだけを薄弱ながら根拠とすると比較的若い個体のであった可能性がある.しかし,歯の萌出,体表の平行な線状痕がかなり認められたことなどから,性的には成熟しているものと考えられる.左胸びれ先端は生前に損傷-治癒,左眼,左胸壁,背びれ先端,右尾びれ先端は死後の食害?左胸腔内には砂.
     内蔵は死後変化が進行しており,詳細な病理解剖は実施できなかった.観察した限り漂着原因にむすびつくような病変は認められなかった.皮脂は厚く,削痩なし.これまでの経験ではオウギハクジラ漂着個体の約90%の腎臓に高度な線虫の寄生を認めるが,本個体では極めて軽度であった.精巣は比較的良く発達していた.
    食道からのぞいてみえた胃内容物は,ロープ片,魚網,ビニル片などで餌生物の残滓なし.最終的な胃内容物調査は後日行う予定.
    全身骨格は札幌市博物館が採取
    謝辞
    発見情報から調査実現までには関係者の皆さんの様々な助力をいただきました.具体的な調査には,島牧村,島牧漁業協同組合などの皆さんに多大な協力をいただいたことを記して謝意を表します.島牧開発(株)および北海剥製標本社には厳しい状況下で迅速かつ柔軟に対応いただいたことも付記します.

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