SNH15020 [漂着] 登別市(太平洋) カマイルカ

SNH15020 [漂着] 登別市(太平洋) カマイルカ

以下のストランディングがありました。
SNH整理番号:SNH15020
発見日時:2015年6月19日
受報日時:2015年6月19日12時07分
場所:登別市鷲別町6丁目25-2 地先海岸
緯度経度: 42.359383N 141.054224E/[現地]
状況・経緯:[死亡・腐敗]消波ブロックに漂着しているところを海岸パトロールが発見
同時発見頭数:1
体長:167.8cm/SNH
鯨種:カマイルカ Lagenorhynchus obliquidens/SNH
性別:♀
写真:室蘭建設管理部登別出張所
通報経路:室蘭建設管理部登別出張所→SNH
調査・採材:SNH函館が全身回収した
備考:

SNH15019 [混獲] 目梨郡羅臼町(根室海峡) イシイルカ(イシイルカ型)

SNH15019 [混獲] 目梨郡羅臼町(根室海峡) イシイルカ(イシイルカ型)

以下のストランディングがありました。
SNH整理番号:SNH15019
発見日時:2015年6月15日
受報日時:2015年6月16日9時36分
場所:目梨郡羅臼町峯浜町沖
緯度経度: 43.876875N 145.144167E/[現地]
状況・経緯:[死亡・新鮮]定置網に混獲
同時発見頭数:2
体長:①179.3cm②191.5cm/小林万里
鯨種:イシイルカ(イシイルカ型) Phocoenoides dalli/小林万里
性別:①♂②♂
写真:小林万里
通報経路:小林万里→SNH
調査・採材:東京農業大学が解剖
備考:
SNH15019-1SNH15019-2

SNH15018 [漂流] 利尻郡利尻町(日本海) オウギハクジラ

以下のストランディングがありました。
整理番号:SNH15018
発見日時:2015年6月9日6時00分
受報日時:2015年6月11日19時37分
場所:利尻郡利尻町仙法志字神磯
緯度経度: 45.120848N 141.195839E /[現地]
状況・経緯:[死亡・腐敗]6月9日に利尻町役場に通報があったが、波などで処理ができず、翌10日、処分場にて埋設処理。
同時発見頭数:1
体長:約5m/利尻町役場
鯨種:オウギハクジラ Mesoplodon stejnegeri/Wojtek Bachara
性別:♀
写真:利尻町役場
通報経路:漁業者→利尻町役場→利尻町立博物館→SNH
調査・採材:なし
備考:

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SNH15018

SNH15017 [混獲] 目梨郡羅臼町(根室海峡) イシイルカ(イシイルカ型)

以下のストランディングがありました。
SNH整理番号:SNH15017
発見日時:2015年6月6日
受報日時:2015年6月6日
場所:目梨郡羅臼町峯浜町沖
緯度経度: 43.876875N 145.144167E/[現地]
状況・経緯:[死亡・新鮮]定置網に混獲
同時発見頭数:1
体長:175.5cm/小林万里
鯨種:イシイルカ(イシイルカ型) Phocoenoides dalli/小林万里
性別:♀
写真:小林万里
通報経路:小林万里→SNH
調査・採材:東京農業大学が解剖
備考:
SNH15017

SNH15016 [漂着] 稚内市(日本海) ミンククジラ

以下のストランディングがありました。
SNH整理番号:SNH15016
発見日時:2015年6月4日6時30分
受報日時:2015年6月4日8時40分
場所:稚内市ノシャップ2丁目地先海岸
緯度経度: 45.442350N 141.642183E/[現地]
状況・経緯:[死亡・新鮮]6月4日6:30ごろ漁業者から稚内漁組に通報があり、漁組から市役所職員の携帯電話に通報。同日中に稚内市処分場にて処理予定。
同時発見頭数:1
体長:約6m/稚内市役所建設産業部
鯨種:ミンククジラ Balaenoptera acutorostrata/SNH
性別:♂
写真:稚内市役所建設産業部
通報経路:漁業者→漁業組合→稚内市役所建設産業部→SNH
調査・採材:なし
備考:
SNH15016

SNH15015 [混獲] 目梨郡羅臼町(根室海峡) ネズミイルカ

以下のストランディングがありました。
SNH整理番号:SNH15015
発見日時:2015年6月2日
受報日時:2015年6月2日8時22分
場所:目梨郡羅臼町峯浜町沖
緯度経度: 43.866667N 145.201167E/[現地]
状況・経緯:[死亡・新鮮]カスベ刺し網に混獲。水深60m
同時発見頭数:1
体長:128.0cm/小林万里
鯨種:ネズミイルカ Phocoena phocoena/小林万里
性別:♂
写真:桜井憲二
通報経路:小林万里→SNH
調査・採材:東京農業大学が解剖
備考:
SNH15015

SNH15014 [漂着] 登別市(太平洋) ネズミイルカ

以下のストランディングがありました。
SNH整理番号:SNH15014
発見日時:2015年5月29日
受報日時:2015年5月29日11時13分
場所:登別市幌別町2丁目 胆振幌別川左岸砂浜
緯度経度: 42.402904N 141.102195E/[現地]
状況・経緯:[死亡・腐敗]海岸管理者室蘭建設管理部登別出張所からの通報
同時発見頭数:1
体長:125.5cm/SNH
鯨種:ネズミイルカ Phocoena phocoena/SNH
性別:♂
写真:室蘭建設管理部登別出張所
通報経路:室蘭建設管理部登別出張所→SNH
調査・採材:SNH函館が全身回収
備考:
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SNH15013 [混獲] 北西太平洋(太平洋) セミイルカ

以下のストランディングがありました。
SNH整理番号:SNH15013
発見日時:2015年5月17日
受報日時:2015年5月17日6時33分
場所:北西太平洋北海道大学練習船おしょろ丸
緯度経度: 39.3557N 146.1669E/[現地]
状況・経緯:[死亡・新鮮]練習船おしょろ丸が実施した流し網操業実習で混獲
同時発見頭数:1
体長:207cm/SNH
鯨種:セミイルカ Lissodelphis borealis/SNH
性別:♀
写真:SNH
通報経路:おしょろ丸→SNH
調査・採材:全身を確保し、冷凍した。後日、北里大学獣医学部と解剖予定。
備考:

SNH15013

SNH15012 [漂着] 稚内市(日本海) オウギハクジラ

以下のストランディングがありました。
SNH整理番号:SNH15012
発見日時:2015年5月3日
受報日時:2015年5月7日21時00分
場所:稚内市大字抜海村 浜勇知
緯度経度: 45.330206N 141.639416E/[地名]
状況・経緯:[死亡・腐敗]浜勇知海岸にクジラのような大きな動物が打ち上げられているのが見付かった。死後数日経っているとみられる。読者が見付け本紙に情報提供してくれたもので、クジラのような生物の死骸は、こうほねの家から抜海方面に向かって2㌔以上先の波打ち際に横たわっていた。体長は3㍍以上あり死後数日経過しているようで、体の色は変色し死肉を漁りにカモメが群がっていた。6日も死骸は放置されたまま。(稚内プレス 2015/05/07)
同時発見頭数:1
体長:4.7m/稚内建設管理部
鯨種:オウギハクジラ Mesoplodon stejnegeri/SNH
性別:不明
写真:稚内プレス
通報経路:稚内プレス記事 http://wakkanaipress.com/2015/05/07/8864
調査・採材:調査せず
備考:国立科学博物館山田格先生がSNHに記事の存在を通報

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ハッブスオウギハクジラについて

4月14日に様似町で座礁死亡したハッブスオウギハクジラは、大変希少な種です。今回の漂着は、世界で62例目、日本で18例目、北海道で5例目になります。

クジラ目ハクジラ亜目アカボウクジラ科オウギハクジラ属に属し、学名は Mesoplodon carlhubbsi 

標準的成熟雄個体はには噴気孔の前部にはっきりと白い部分があります。クチバシの先端部には白色。歯は大きくて、扁平で幅広く、顎の先端から口角までのほぼ半分のところにある隆起部に萌出します。喉の部分の溝は長く。体表には引っかき傷が多く見られます。外洋性。数頭の群をつくるとされています。

世界では今死亡個体報告例のほとんどは北米大陸太平洋側のカリフォルニアからブリティッシュコロンビアにかけてのものであり、多くは流し網による混獲でした。流し網が禁止になった後は発見例がほとんどありません。

日本では、静岡、神奈川、東京、茨城、宮城、岩手、青森と北海道で発見例があり、全てが太平洋側です。北海道では、
2004.12.12 幌泉郡えりも町
2008.06.19 日高郡新ひだか町
2009.08.09 根室市
2011.05.29 二海郡八雲町
で報告されています。

今回のように、座礁時に生存していた例は、2005.10.21神奈川県中郡二宮町での発見以来、2例目となります。

4月14日10時頃、平宇海岸に座礁しているとの情報が地元駐在所から役所に連絡が入りました。発見当時は生存していたとのことですが、程なく死亡してしまいました。14日のうちに様似町が様似川河口に搬送しました。

4月15日に漂着現場近くで、ストランディングネットワーク北海道が調査を行います。参加研究機関は北海道大学、国立科学博物館、帯広畜産大学、愛媛大学他の研究者が調査を行い、標本は、これらの機関の他、日本全国の研究機関に配分して分析していただきます。

調査項目は
・外部形態写真撮影
・外部形態測定
・解剖(臓器摘出、標本採材、骨格採集)

これらによってわかる可能性のあることは
・生態(成熟、年齢等)
・死因(病変、外傷等)
・食性(胃内容物調査、安定同位体分析等)
・環境汚染物質

これらの研究を通じて、
・希少鯨類の保全
・鯨類と漁業の共存
に寄与していきたいと考えております。

なお、ストランディングネットワーク北海道では、道内の鯨類(イルカを含む)の漂着情報を集めております。腐敗しているものでも、学術研究に使える場合が少なくありません。http://kujira110.com/ に詳しく記載しております。ご協力をよろしくお願い致します。

この文書のURL http://kujira110.com/?p=1717