ストアをOPENしました!
このたび,ストランディングネットワーク北海道(SNH)はグッズ販売を開始しました!
SNHならではのアイテムを多数扱っておりますので,ぜひご覧ください
https://kujira110.stores.jp/
ホームページ上の「ストア」メニューからも行くことができます。
データシートを使ったクリアフォルダー。実際のストランディング個体の実測値が使われています。手ぬぐいも,他にはない逸品。
このたび,ストランディングネットワーク北海道(SNH)はグッズ販売を開始しました!
SNHならではのアイテムを多数扱っておりますので,ぜひご覧ください
https://kujira110.stores.jp/
ホームページ上の「ストア」メニューからも行くことができます。
データシートを使ったクリアフォルダー。実際のストランディング個体の実測値が使われています。手ぬぐいも,他にはない逸品。
大阪湾に2年連続で現れ,命を落としてしまったマッコウクジラや,北海道で流氷に行く手を阻まれてしまったシャチの群など,イルカやクジラが自身の力で元の生息環境へ戻れない状況をストランディングと呼びます。日本全国では,イルカやクジラのストランディングが年間約400件発生しており,そのうち約100件が北海道で発生しています。
ストランディングネットワーク北海道(SNH)は,北海道における鯨類のストランディングに365日24時間対応しており,情報収集とストランディング個体の調査研究に特化した特定非営利活動法人です。この度ストランディングネットワーク北海道では,北海道における鯨類のストランディング対応に関するオンラインセミナーを開講する運びになりました。下記詳細をご確認の上奮ってご参加を検討いただけますと幸いです。
2024年3月23日(土)13:30~16:15終了予定(途中休憩をはさみます)
Zoomによるオンラインセミナー(申込者には3月22日にZoomのURLを送信します)
内容:
鯨類のストランディングとは~その対処と調査手法~ 松田純佳 45min
ストランディングに関わる漁業法,その他法令について 松石 隆 30min
人獣共通感染症について 中郡翔太郎 30min
ストランディングネットワーク北海道とは 松石 隆 30min
SNHの標本を用いた研究紹介 黒田実加 45min
講演者紹介
松石 隆 北海道大学教授。博士(農学)専門は水産資源学
松田 純佳 北海道大学学術研究員。博士(水産科学)鯨類の食性研究
黒田 実加 北海道大学特任助教。博士(水産科学)小型ハクジラの鳴音の周波数特性
中郡翔太郎 サンディエゴ動物園病理フェロー。博士(獣医学)野生鯨類疾病の病理学
参加申込:https://bit.ly/KujiraLec01 3月21日23:59〆切
参加費支払:https://syncable.biz/associate/snh/donate 3月22日23:59〆切
頻度:今回のみ
金額:5000円
手数料5%+税(291円)を追加で負担して寄付する にチェック
団体へのメッセージ欄に「講習会参加」と記載する
参加費支払に先立ち,https://bit.ly/KujiraLec01 から参加登録をお願いします。
セミナー終了後,参加者には,修了証を発行いたします。
知床で打ち上がるイルカやクジラ。その調査研究からわかってきたことについて,研究者が様々なテーマで話します。
日時:2023年11月3日 13:30-16:30
場所:羅臼町コミュニティーセンター(船見町2-16)
対象:中学生~一般
入場無料
主催:特定非営利活動法人ストランディングネットワーク北海道
後援:北海道大学大学院水産科学研究院,東京農業大学生物産業学部,国立科学博物館,日本鯨類研究所,羅臼町,知床羅臼町観光協会,羅臼漁業協同組合,知床羅臼観光船協議会,公益財団法人知床財団,日本セトロジー研究会
助成:地球環境基金
講演題目
ストランディングネットワーク北海道とは:SNH 松石 隆
知床周辺に漂着した鯨類の食性:SNH 松田純佳
寄鯨調査時行について:日本鯨類研究所 茂越敏弘
オホーツク海の地形と海棲哺乳類の分布:東京農業大学 小林万里
クロツチクジラとの遭遇:国立科学博物館 山田格
SNHの新しい調査車両「フンペヤン号」が正式に運用を開始しました。これは,今年3月に実施したクラウドファンディングのご寄付で購入した車両です。
車種はトヨタ ハイエースバン DX(9人乗り)初年度登録2014年9月の中古車です。5月初旬に納車後,早速調査に利用しながら,外装に社名や「寄鯨調査」の文字,内装に防汚シート,調査資材棚,天井収納,WiFi,オートクルーズ等を整え,すぐに出動できる体制を整え,本日お披露目となりました。
「フンペヤン」とは「くじらが打ち上がった」という意味のアイヌ語です。
フンペヤン号を利用することで,寄鯨への迅速な対応,調査の効率化,寄鯨調査協力への呼びかけができるようになり,出動・調査の格段の効率化が見込めます。また,定員が増えることにより,多くの調査員を現場に運ぶことができ,後進の育成にも寄与します。フンペヤン号を活用した我々の活動を通じ,情報や標本を広く研究機関に提供し,人類と海洋生態系との共存に資する研究の発展に貢献したいと考えています。
クラウドファンディングにご協力いただきましたみなさまに心から感謝するとともに,引き続きSNHを応援していただければ幸いです。
1ヶ月間のクラウドファンディングが終了しました。ご協力を賜り,大変ありがとうございました。お陰様で,第一目標の100万円をたった5日で達成,第二目標の180万円も最終日に達成し,3月31日23:45現在,207名の方から1,867,250円のご支援を賜りました。
この間,鯨類研究者の方々はもとより,ご近所さんや,高校の先輩,後輩,研究とは関係の無いお友達,執筆した本の読者の方々,などなど,思いがけない方々からも,多くのご支援と温かい応援メッセージをいただき,大変ありがたく思います。約1/3ほどの方は,私どもが存じ上げない方たちのようです。どこかでSNHを知ってくださり,ご支援までいただき,大変ありがたく存じます。
調査車両購入費を用意できたことは,大変ありがたいことですが,こんなに皆様からご応援していただいていることがわかったのが,望外の収穫です。
いつも羅臼方面でのストランディングの際には大変お世話になっている桜井憲二さんには,サポートファンディングで,多大なご貢献をいただきました。桜井さんと桜井さんのサポートファンディング経由でご協力いただいた皆様に,厚く御礼申し上げます。
クラウドファンディング実施中に,「維持費は大丈夫なのか」とのお声をいただきました。継続してサポートしていただける方には,クラウドファンディング終了後も,マンスリー寄付,賛助会員をこちらより受け付けております。ご検討いただけますと幸いです。企業さまには,寄付趣意書もお送りする用意がございます。どうぞお知らせ下さい。
今後,準備ができ次第,リターンを発送致します。また,調査車両調達の進捗も,SNHのホームページやSNSでお知らせします。
ホエールアーティスト あらたひとむ さんに描いていただいた調査車両のイメージを,クラファンのアイコンとして使わせていただきました。左側面にクロツチクジラが描かれているのが見えていましたが,実は,右側面はネズミイルカが描かれているんです。折角ですので,最後にご披露いたします。
皆様の応援を胸に,新しい調査専用車両を活用して,より多くの寄鯨を調査し,鯨類と人類の共存のために活動を続けて参ります。今後とも,引き続き応援を賜りますよう,よろしくお願い致します。
1ヶ月間ありがとうございました。
3月1日より1カ月間,SNHへの支援キャンペーンとして,クラウドファンディングを開催します。https://syncable.biz/campaign/4261
今年1月には,「淀ちゃん」と呼ばれるマッコウクジラの河川迷入後死亡事案が発生し,マスコミを賑わせました。我々の行っている寄鯨(ストランディング)調査・研究が広く世に紹介され,多くの一般市民が関心を持って下さることがわかりました。
日本で発生する寄鯨事案の約1/4は北海道で発生します。北海道は漁業も盛んな地域ですので,鯨類と人類の共存を模索する上で世界的にも重要なバイオリージョンであると考えています。
この機会に,寄鯨調査の意義を知っていただき,多くの方からの応援の気持ちを受け止めて形にし,活動の継続につなげていければと考えています。
現在,SNHは軽トラックを所有していますが,これでは十分な調査ができません。この度のクラウドファンディングでは,調査専用車両のハイエースバン(中古)の購入費用の一部として100万円を目標としております。調査車両導入により,イルカの回収からクジラの現地調査まで,幅広く1台で対応できるようになり,調査効率が格段に上がることが期待されます。
是非,こちらのページにアクセスし,クラウドファンディングにご参加ください。情報の拡散,周知も大歓迎です。
キャンペーンページ https://syncable.biz/campaign/4261
ストランディングネットワーク北海道の活動や調査・研究成果を広く知っていただくために,一般市民を対象とした講演会「北海道くじら講座」を開催します。
第1回は「博物館で泳ぐイルカ・クジラ」と題し,国立科学博物館 田島木綿子先生,足寄動物化石博物館 新村龍也先生をお迎えして,帯広で開催いたします。
浜に打ち上がったイルカ・クジラが,博物館で展示されるまでに,一体何が行われているのか。研究者たちが,その調査・研究についてお話しします。
ふるってご参加ください。
北海道くじら講座第1回
「博物館で泳ぐイルカ・クジラ」
日時:2022年11月19日(土)13:30-16:30
場所:道新ホール(北海道新聞帯広支社)
入場無料 予約不要
駐車場:道新の駐車場は使用できません。帯広市役所南側駐車場(休日無料開放)をご利用ください。
講演
ストランディングネットワーク北海道とは
松石 隆
ストランディングネットワーク北海道 理事長
北海道大学水産科学研究院 教授
北海道に打ち上がるイルカ・クジラとその調査研究
松田 純佳
ストランディングネットワーク北海道 副理事長
北海道大学水産科学研究院 学術研究員
海岸に打ち上がる海の哺乳類からのメッセージ
田島 木綿子
国立科学博物館動物研究部 研究主幹
筑波大学大学院 准教授
足寄動物化石博物館にはなぜ化石ではない鯨が泳いでいるのか
新村 龍也
足寄動物化石博物館 学芸員
総合討論
佐々木基樹(モデレータ)
帯広畜産大学獣医学研究部門 教授
講演者(パネリスト)
主催:特定非営利活動法人ストランディングネットワーク北海道
後援:北海道大学大学院水産科学研究院,帯広畜産大学,国立科学博物館,足寄動物化石博物館,帯広市教育委員会,北海道新聞帯広支社,日本セトロジー研究会
※本講座は,独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金,北海道新聞野生生物基金の助成を受けて実施します。
北海道大学 CoSTEP主宰で,第126回サイエンス・カフェ札幌「北海道いるか・くじら110番~鯨類研究を支えるストランディング~」を開催します。
詳しくは https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/event/25543
北海道いるか・くじら110番~鯨類研究を支えるストランディング~
日 時:2022年11月20日(日) 14:30~16:00(開場14:00)
場 所:紀伊國屋書店札幌本店 1F インナーガーデン
北海道札幌市中央区北5条西5-7 sapporo55 1F(011-231-2131)
ゲスト:松石 隆,松田純佳
定 員:30名(中高校生以上)
参 加:無料、WEBによる事前申込制 申込はこちら
主 催:北海道大学 大学院教育推進機構 オープンエデュケーションセンター
科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
※11/19 帯広開催の「北海道くじら講座」は事前申込不要,大きな会場をご用意しております。 https://kujira110.com/?p=5706
2007年に創立したストランディングネットワーク北海道は,鯨類研究の基盤となるべく,継続的な活動を目指し,2021年よりNPO法人として活動することとなり,1年がたちました。
この度,日本財団から助成をいただき,会誌 humpe yanを創刊しました。
SNHが受報収集した,2007-2019年のストランディング記録(GBIFに収録した英語版),2020年,2021年のストランディング情報(詳細情報,日本語),アウトリーチ活動報告,ストランディング個体を用いた研究紹介,SNH標本を用いた学術論文,研究発表一覧(2007-2021年)が収録されています。
こちらからご覧ください。なお,SNH会員,標本配布先等関係者,関係機関には,冊子体を郵送いたしました。