以下のストランディングがありました。
整理番号：SNH09012
受報日時：2009年6月3日8時0分
場所：函館市川汲町 大謀網
緯度経度： 41-54-22.1N 140-59-06.1E (WGS84)/[地名]
発見日時：2009年6月3日7時30分
発見時状況：[生存]混獲
受報時の状況：[死亡]省令にもとづき販売 ICRY-09-081
鯨種：ミンククジラ／ICR
体長：5.6m／現場
性別：♀
写真：なし
通報経路：函市→SNH
調査出動:無し
標本:無し
ICR登録番号:M-1450
備考：
[漂着] 厚岸郡厚岸町(太平洋) マッコウクジラ
以下のストランディングがありました。
整理番号：SNH09011
受報日時：2009年6月2日17時30分
場所：厚岸郡厚岸町大黒島 沖側入り江奧
緯度経度： 42-57-25.5N 144-52-46.0E (WGS84)/[地図]
発見日時：2009年5月28日時刻不明
発見時状況：[死亡]漂着 ５月２８日に地元漁業者がクジラを発見し、直ちに漁協を通じて町に通報。発見時、既に死亡しており腐敗が進み皮膚が白くなっていた。漂着場所は、周囲が一面絶壁の狭い入り江となっている岩礁地帯で、その入り 江の一番奥の岩の上に乗っている状況
受報時の状況：[死亡]処理法検討中
鯨種：マッコウクジラ／ICR
体長：約15m／
性別：♂
写真：厚岸町産業振興課
通報経路：厚岸町産業振興課→ＳＮＨ
調査出動:調査無し
標本:無し
ICR登録番号:O-2643
備考：漂着場所は狭い入り江で水深が浅く岩場であるため、作業船や台船が入ることができない場所であり、クジラはその一番奥の岩の上に乗って腐敗が進んでいるため、ロープをかけて無理に引き出そうとすると、クジラ自体が引きちぎれて大量の脂等が一気に流出し、昆布へ影響が及ぶことが心配されるため、放置して自然消滅を待つこととした。ただし、脂等の流出は自然に続いているため、オイルフェンスを設置して、昆 布への影響を最小限に抑えることとした。オイルフェンスは６月４日に一度設置したが時化により飛ばされたため、７月 １８日に業者委託により２回目を設置した。(厚岸町情報)
[漂着] 網走市(オホーツク海) イシイルカ(イシイルカ型)
以下のストランディングがありました。
整理番号：SNH09010
受報日時：2009年5月29日21時40分
場所：網走市二ツ岩
緯度経度： 44-3-13.9N 144-15-14.5E (WGS84)/[地図]
発見日時：2009年5月29日時刻不明
発見時状況：[死亡]漂着
受報時の状況：[死亡]放置
鯨種：イシイルカ(イシイルカ型)／SNH
体長：117.3cm／SNH北村
性別：♀
写真：加藤菊緒
通報経路：加藤菊緒（東農大）
調査出動:回収
標本:科博:脂皮、筋肉、腎(各若干量)、日鯨研：筋肉(若干量)、愛大：脂皮、筋肉、腎(各若干量)、酪農大：腸(若干量)、九大：脂皮、筋肉、腎(各若干量)、北大：脂皮(若干量)・全身骨格(一部欠損)・卵巣(左右)
ICR登録番号:O-2641
備考：2009/6/9 北大函館にて解剖
以下のストランディングがありました。
整理番号：SNH09009
受報日時：2009年5月21日11時45分
場所：目梨郡羅臼町
緯度経度： 44-0-49.8N 145-14-72.0E (WGS84)/[実測]
発見日時：2009年5月21日11時35分
発見時状況：[死亡]根室海峡北部・羅臼沖での通常のホエールウォッチングツアーに就航中の（有）知床ネイチャークルーズのEver Green(船長・長谷川正人)が、幼個体をふくむ計3頭のツチクジラの群れを発見観察直後、群れの潜行後の海面付近に漂う「深海イカ状の不審な物体」を認め、餌の残滓かと思い確認のため接近撮影したところ、ハクジラの頭部らしいことが判明。
受報時の状況：[死亡]回収したところ、破損、損失あるものの、種の特定ほか検視に十分な新鮮さであり、かつ、ツチクジラの幼個体のように見えるがそうでない可能性が疑われ、くわえて歯型状の傷がある一方、明らかな人為的切断面と思われるところもあり、科学的に精査してもらうべき物件と判断しSNHに通報
鯨種：クロツチクジラ／SNH(DNA判定 北村)
体長：不明／
性別：♀
写真：撮影：佐藤晴子
通報経路：佐藤晴子→SNH
調査出動:回収
標本:科博：頭部、北大・日鯨研：筋(若干量)
ICR登録番号:O-2612
備考：
以下のストランディングがありました。
整理番号：SNH09008
受報日時：2009年5月13日12時0分
場所：斜里郡斜里町ウトロ西 チャシコツ
緯度経度： 44-4-00.4N 144-58-53.8E (WGS84)/[地名]
発見日時：2009年5月13日10時0分
発見時状況：[死亡]漂着
受報時の状況：[死亡]知床自然センターが回収冷凍保存
鯨種：ネズミイルカ／SNH
体長：132cm／SNH
性別：♂
写真：佐々木基樹
通報経路：知床自然センター→知床博物館→SNH
調査出動:回収
標本:科博：腎・肝・脂皮・筋（各若干量）、愛大：腎・肝・心・肺・筋・脂皮（各若干量）、九大：腎・心・肺・筋・脂皮・口腔粘膜（各若干量）、帯畜：精巣（右）・骨格（全量）
酪農大：消化管（全量）、北大：腎・肝・心・肺・筋・脂皮（各若干量）・胃・精巣（左）（全量）
ICR登録番号:O-2611
備考：2009/5/13 帯畜大でSNHらが解剖
以下のストランディングがありました。
整理番号：SNH09007
受報日時：2009年4月7日時刻不明
場所：函館市川汲町 川汲海岸
緯度経度： 41-54-26.8N 140-58-38.3E (WGS84)/[地名]
発見日時：1930年9月6日時刻不明
発見時状況：[不明]写真より座礁・もしくは漂着したものと推定される。
受報時の状況：[死亡]川汲町曹覚寺鯨塚に埋葬済み
鯨種：ナガスクジラ／SNH(写真)
鼓包(科博山田)
体長：不明／
性別：不明
写真：川汲町 加我久栄氏
通報経路：函館市埋蔵文化財事業団→SNH
調査出動:標本持ち込み
標本:科博：骨(若干量）
ICR登録番号:M-1439
備考：
[座礁] 二海郡八雲町(噴火湾) オウギハクジラ
以下のストランディングがありました。
整理番号：SNH09006
受報日時：2009年5月8日13時0分
場所：二海郡八雲町浜松 掛川踏切下
緯度経度： 42-14-37.7N 140-17-47.3E (WGS84)/[地図]
発見日時：2009年5月4日7時0分
発見時状況：[生存]5月3日より発見者住宅地先付近にて生存漂流している鯨体が認められたが、5月4日朝に死亡している模様であったので、発見者が住宅地先斜路まで鯨体を移動させ、八雲町漁業協同組合を通じて八雲町に通報した。
受報時の状況：[死亡]八雲町死亡獣畜埋却場に埋立済み
鯨種：オウギハクジラ／SNH
体長：458cm／SNH
性別：♀
写真：八雲町水産課
通報経路：地元漁業者→八雲町→SNH
調査出動:調査
標本:科博：筋・脂皮・肝臓・腎臓・血液・乳腺（各若干量）胃・腸・骨格・卵巣・子宮(全量）、愛大：筋・脂皮・肝臓・腎臓・肺・血・乳腺（各若干量）、九大：筋・脂皮・腎臓・肺（各若干量）、北大：筋・脂皮(若干量)
ICR登録番号:O-2588
備考：2009/5/9国立科学博物館・SNH等により掘り出して調査
以下のストランディングがありました。
整理番号：SNH09005-1
受報日時：2009年5月1日5時7分
場所：函館市臼尻町 野村水産定置網
緯度経度： 41-57-09.2N 140-57-01.7E (WGS84)/[現地確認]
発見日時：2009年5月1日5時7分
発見時状況：[生存]定置網に迷入し漁業者が捕獲
受報時の状況：[生存]学術目的で北大臼尻水産実験所に収容
鯨種：ネズミイルカ／SNH
体長：125cm／SNH
性別：♂
写真：SNH
通報経路：北大・SNH（漁船に同乗）
調査出動:収容放流
標本:九州大学：筋・脂皮（若干量）
ICR登録番号:O-2586
備考：2009年5月2日にアルゴスタグを装着して放流
以下のストランディングがありました。
整理番号：SNH09004-1
受報日時：2009年4月20日5時50分
場所：函館市臼尻町 野村水産定置網
緯度経度： 41-57-09.2N 140-57-01.7E (WGS84)/[現地確認]
発見日時：2009年4月20日5時0分
発見時状況：[生存]定置網に迷入し漁船に引き上げ、直後に放流
受報時の状況：[生存]放流済み
鯨種：ネズミイルカ／SNH
体長：122cm／SNH
性別：♂
写真：なし
通報経路：北大・SNH（漁船に同乗）
調査出動:現地放流
標本:
ICR登録番号:O-2579
備考：
以下のストランディングがありました。
整理番号：SNH09003
受報日時：2009年4月12日5時32分
場所：函館市臼尻町 野村水産定置網
緯度経度： 41-57-09.2N 140-57-01.7E (WGS84)/[現地確認]
発見日時：2009年4月12日5時32分
発見時状況：[生存]定置網に迷入し漁業者が捕獲
受報時の状況：[生存]学術目的で北大臼尻水産実験所に収容
鯨種：ネズミイルカ／SNH
体長：129cm／SNH
性別：♀
写真：SNH
通報経路：北大・SNH（漁船に同乗）
調査出動:収容飼育
標本:
ICR登録番号:O-2575
備考：2009年4月23日学術研究のため小樽水族館に移送・継続飼育「コウ」
