私たちと同じ哺乳類でありながら,水中生活に適応するため独自の進化を遂げてきた,クジラ・アザラシ・ラッコ・ホッキョクグマなどの海棲哺乳類について,日本のエキスパートが徹底解説しています。
総勢36名の日本の海棲哺乳類研究者・水族館飼育員たちが,それぞれの体の構造や機能・生理、生態と関連する研究に加え,水族館での飼育の工夫や飼育下でみられる生態行動、保全活動などについて解説。
海棲哺乳類(鯨類・海牛類・鰭脚類・ラッコ・ホッキョクグマ)を網羅した国内唯一の書です。海棲哺乳類に興味を持つ一般の方から、海洋学を専攻する学生、研究者、水族館関係者まで、幅広く読める内容になっています。
SNHメンバーの松田純佳,黒田実加も執筆しています。
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