[漂着] 紋別市(オホーツク海) ミンククジラ

以下のストランディングがありました。
整理番号:SNH10058
発見日時:2010年11月27日
受報日時:2010年12月1日12時05分
場所:紋別市弁天町1丁目3-23地先海岸
緯度経度: 44-21-26.82N 143-21-39.46E (WGS84)/[地図]
状況・経緯:[死亡・腐敗進行]午前7時頃に、海浜地の管理をしている紋別市港湾管理事務所に、地元新聞の記者を通じて通報があった。
同時発見頭数:1
体長:約6m/新聞報道
鯨種:ミンククジラ/SNH
性別:♀
写真:紋別市
通報経路:竹本水産従業員 橋本大さん(25)→北海道新聞→紋別市→SNH
調査・採材:埋却済み
備考:北海道新聞報道11/28朝刊報道

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[漂着] 稚内市(日本海) シャチ

以下のストランディングがありました。
整理番号:SNH10057
発見日時:2010年11月23日17時00分
受報日時:2010年11月24日11時48分
場所:稚内市宗谷村富磯461地先海岸
緯度経度: 45-26-05.2N 141-51-30.2E (WGS84)/[実測]
状況・経緯:[死亡・腐敗]現場周辺住民が発見。
同時発見頭数:1
体長:704cm/SNH
鯨種:シャチ/SNH
性別:♂
写真:宗谷新聞
通報経路:宗谷支庁→SNH
調査・採材:国立科学博物館、SNH函館が出動 11月25日(木)に現地で調査
備考:

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[漂着] 枝幸郡枝幸町(オホーツク海) ミンククジラ

以下のストランディングがありました。
整理番号:SNH10056
発見日時:2010年10月27日17時00分
受報日時:2010年11月9日9時10分
場所:枝幸郡枝幸町下幌別 モウツ海岸
緯度経度: 44-54-43.8N 142-35-38.3E (WGS84)/[実測]
状況・経緯:[死亡・死亡・新鮮]不明
同時発見頭数:1
体長:508cm/オホーツクミュージアムえさし
鯨種:ミンククジラ/オホーツクミュージアムえさし
性別:不明
写真:写真なし
通報経路:枝幸町文化財保護委員 齋藤光行氏→オホーツクミュージアムえさし→役場水産商工課
調査・採材:枝幸町水産商工課によりただちに埋却処分
備考:オホーツクミュジアムえさしが標本を採取しストランディングネットワーク北海道に送付した

[漂着] 目梨郡羅臼町(根室海峡) シャチ

[漂着] 目梨郡羅臼町(根室海峡) シャチ
以下のストランディングがありました。
整理番号:SNH10055
発見日時:2010年10月30日14時30分
受報日時:2010年10月30日15時04分
場所:目梨郡羅臼町春日町海岸 ポン春苅古丹川河口から北へ約300m
緯度経度: 43-56-53.35N 145-07-43.35E (WGS84)/[地名]
状況・経緯:[死亡・死亡・新鮮]菊池愛里氏(11才地元住民)が友人と海岸近くで遊んでいて発見。子供たち→匿名住民→羅臼町役場・羅臼ビジターセンター→科博・SNH
同時発見頭数:1
体長:581cm/羅臼ビジターセンター
鯨種:シャチ/羅臼ビジターセンター
性別:♀
写真:桜井憲二
通報経路:羅臼ビジターセンター→SNH
調査・採材:国立科学博物館、SNH函館が出動
備考:10月31日午後より処理場にて剖検予定

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[漂着] 幌泉郡えりも町(太平洋) 種不明イルカ類

以下のストランディングがありました。
整理番号:SNH10054
発見日時:2010年9月29日16時30分
受報日時:2010年10月1日11時35分
場所:幌泉郡えりも町字えりも岬 百人浜
緯度経度: 41-59-03.30N 143-15-02.13E (WGS84)/[地名]
状況・経緯:[死亡・ミイラ・白骨化]トレッキング中に通報者が発見
同時発見頭数:1
体長:不明/
鯨種:種不明イルカ類/SNH
性別:不明
写真:コピーライトマークSNH
通報経路:発見者→SNH
調査・採材:頭骨回収済み
備考:9月29日簡単に取れた頭骨のみ回収、翌朝DNAサンプル採取に出向くが、波により流出しなくなっていたため採取できず

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2010年9月25日に函館市石崎町に漂着した鯨類について

■種名: タイヘイヨウアカボウモドキ Longman’s beaked whale Indopacetus pacificus
■体長: 619cm
■性別: メス
■状態: 腐敗初期、死後数日と推定される
■本種の希少性: 日本近海では極めて希少。漂着は鹿児島で2002年7月26日に、世界で初めて全身が発見されて以来2例目。函館での発見は知られている分布域の北限、東限を更新することになる。
■本種の特徴: 頭骨から1926年にLongmanによって新種と報告されていたが、全身が見つかったのは2002年に鹿児島で打ち上がった個体が初めて。アカボウクジラ、トックリクジラと外形が似ているが、吻の長さや背鰭の大きさが他の鯨種とは大きく異なる。全身にダルマザメによる傷痕があり、特に生殖孔と肛門付近では傷痕が密。新しい傷痕にはクジラジラミが多数いる。
■本種の分布: 生息域はインド洋についてはアフリカに近い南西部からモルディブにかけて、太平洋についてはオーストラリアから日本にかけての海域。一部、大西洋の熱帯海域にも棲息するらしい。ハワイ沖では頻繁に目撃されている。
■発見の経緯: 9月24日夜から25日朝の間に漂着した。9月25日朝地元住民が発見し、漁協に連絡、漁協より函館市役所とストランディングネットワーク北海道に通報があった。
■調査: ストランディングネットワーク北海道が、国立科学博物館 山田格博士の指導の元で実施。調査員は、国立科学博物館研究者および北海道大学鯨類研究会学生等。希少鯨種の生態と死因を明らかにし保全に役立てること、鯨類と漁業の競合実態の解明することを目的としている。
調査項目は以下の通り。
・外部形態測定/写真撮影
・食性解析:胃内容物を採集し、何を食べていたかを調べる
・病理組織採集:各臓器を採集し、病変が無いかを調べる
・環境汚染物質の解析:皮脂・筋肉等に汚染物質が蓄積されていないかを調べる
・DNA標本の採集: 最終的な種判別、個体群構造等の解明のため
・骨格の採集
採集した標本等は、国立科学博物館、北海道大学、愛媛大学、日本鯨類研究所、酪農学園大学、北海道医療大学、北里大学獣医学部等に送付し、詳細な分析に供する。
■漂着・死亡原因: 現時点で不明。漁網への混入、船との衝突などの証拠は無い。死亡後に漂着したと考えられるので、浅瀬に迷入したわけではない。本日の解剖を通じて推定を試みる。
■鯨類の漂着について: ストランディングネットワーク北海道の調べでは道内で60?90件の鯨類(イルカを含む)のストランディング(座礁・漂着・混獲)が報告されている。2009年は69件73頭。
函館市での最近の漂着(混獲を除く)は
-SNH10023 ミンククジラ 2010年5月20日 木直町
-SNH09002 ネズミイルカ2009年4月10日 広野町
-SNH08044 種不明マイルカ科鯨類 2008年7月15日 新湊町
■漂着鯨類調査の必要性: 希少鯨種の生態と死因を明らかにし保全に役立てたり、鯨類と漁業の競合実態を解明したりするためには、漂着鯨類の調査を積み重ねていくことが大切です。日本セトロジー研究会(山田格代表)を中心に、国立科学博物館、日本鯨類研究所は国内のストランディングの情報と標本を収集しています。北海道内ではストランディングネットワーク北海道が情報と標本を収集し、国立科学博物館、日本鯨類研究所と共有しています。
■参考
・ストランディングネットワーク北海道 http://snh.seesaa.net/
・2002年7月26日鹿児島県に漂着したクジラについて http://svrsh1.kahaku.go.jp/m/mm/longman.html

[漂着] 函館市(津軽海峡) タイヘイヨウアカボウモドキ

[漂着] 函館市(津軽海峡) タイヘイヨウアカボウモドキ
以下のストランディングがありました。
整理番号:SNH10053
発見日時:2010年9月25日5時00分
受報日時:2010年9月25日10時41分
場所:函館市石崎町 石崎バス停付近海岸
緯度経度: 41-45-05.827N 140-53-14.633E (WGS84)/[地名]
状況・経緯:[死亡・死亡・新鮮]地元住民が発見
同時発見頭数:1
体長:619cm/SNH
鯨種:タイヘイヨウアカボウモドキ/SNH
性別:♀
写真:SNH
通報経路:地元住民→函館市水産課→SNH
調査・採材:9/26 国立科学博物館山田格先生の指導の元調査
備考:
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[漂着] 目梨郡羅臼町(根室海峡) 種不明イルカ類

以下のストランディングがありました。
整理番号:SNH10052
発見日時:2010年9月4日15時00分
受報日時:2010年9月4日20時29分
場所:目梨郡羅臼町春日町~幌萌町海岸線
緯度経度: 43-56-16.86N 145-07-34.70E (WGS84)/[地名]
状況・経緯:[死亡・ミイラ・白骨化]トレッキング中に通報者が発見
同時発見頭数:1
体長:約1m/SNH(写真より推定)
鯨種:種不明イルカ類/SNH
性別:不明
写真:桜井憲二
通報経路:桜井憲二→SNH
調査・採材:頭骨回収済み
備考:

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[漂着] 利尻郡利尻富士町(日本海) ツチクジラ

以下のストランディングがありました。
整理番号:SNH10050
発見日時:2010年8月18日16時00分
受報日時:2010年8月18日17時00分
場所:利尻郡利尻富士町鴛泊字富士岬海岸
緯度経度: 45-15-18.6N 141-12-08.1E (WGS84)/[実測]
状況・経緯:[死亡・腐敗]海岸線に漂着した状態(死んだ状態)で発見
同時発見頭数:1
体長:910cm/利尻町立博物館 佐藤雅彦
鯨種:ツチクジラ/SNH
性別:不明
写真:利尻富士町
通報経路:利尻富士町→宗谷振興局→SNH
調査・採材:8/19 利尻町博物館が調査
備考:

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